加藤千晶|KATO CHIAKI
暮らしの中で感じた違和感を起点に制作をしています。それは毎日の仕事や家事、家族の何気ない習慣、いつの間にか誰かが担っているケアなど、身近な風景の中で生まれる感覚です。違和感は考えてもすぐに答えが出るものではなく、制作の過程で何度も見つめ直します。その先で、個人的な経験は家族や社会のあり方へとつながる問いへと広がっていきます。
編み物の作品には、家庭や工場で使われなくなった糸を用いています。糸がもつ、もつれる、絡まる、ほどける、つなぐ、結ぶといった性質は、人や社会の関係性とも重なります。かぎ針編みで一目一目を積み重ねながら図像を立ち上げることは、見過ごしていた感覚や記憶を捉え直し、身近な違和感の奥にある構造を探るための行為です。略歴
青森県出身
2015年
女子美術大学大学院美術研究科修士課程洋画研究領域 修了
主な展覧会
2026年
VOCA展2026 現代美術の展望 ー新しい平面の作家たちー(上野の森美術館/東京)
2025年
八戸アーティストファイル2025 Finding Our Beauty (八戸市美術館/青森)
2019年
とばのひらき(ARToba/三重)
2018年
思い出ばなし/アルバムをめくれば(ハーモニーホール座間/神奈川)
2017年
「糸70OKU⇄TSUNAGU(糸 70億・つなぐ)」(JICA横浜/神奈川)
「cross references:協働のためのケーススタディ」(アートラボはしもと/神奈川)
2016年
個展 (相模原市橋本図書館/神奈川)
2014年
分岐展(八戸ポータルミュージアム はっち/神奈川)
2013年
「プラスチックは自然素材だと思うんだ」(Bruce Japan Code Color Museum/千葉)
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